連弾を練習する際のポイント
発表会やコンサートで連弾にチャレンジしようとお考えの方はいらっしゃいますか。二人で演奏しなければならない連弾は、一人で演奏するのとは違い、なかなか一筋縄ではいかないものです。こちらでは連弾を練習する際のポイントについてご紹介しますので、是非参考にしていただければ幸いです。
イメージを共有しよう
演奏する曲を決めたら、この曲に対する二人のイメージを共有しましょう。やはり同じ曲を聴いても、その曲に対する感じ方はそれぞれで違うものです。お互いのイメージを話し合い、頭の中で同じイメージを構築していけるようにしましょう。
テンポを決めて個人練習を
イメージが共有できた上で、次は個人練習に入っていきましょう。その際、メトロノームを使いテンポを決めておくと良いです。同じテンポ感を持たないと途中でズレる原因となってしまいます。先にテンポを決めておくと、初めて二人で弾く際に合わせやすくなります。
椅子を動かして練習しよう
自宅で練習する際は多少面倒かもしれませんが、連弾をする際の正しい位置まで椅子を移動してから行うようにしましょう。位置が変わると鍵盤に対する腕の位置も大きく変わるものです。本番のイメージをしっかり持って練習することが大切です。
最後まで弾こう
いよいよ二人で合わせていきましょう。メトロノームで合わせていますので、ある程度曲にはなるはずです。メトロノームを鳴らしながら合わせてみましょう。二人で合わせる際は、相手が間違えても最後まで弾き切ることが大切です。
独りならちょっとでも間違えば自分の意志で止めることができますし、弾き直しもできます。しかし基本的に音楽は、一度弾き始めたら最後まで止まらずに弾き続けるものです。相手が弾き続けることによって「止まっちゃいけないんだ」と意識づけられると同時に、相手に迷惑をかけたくないとの思いから一層練習にも力が入るようになります。
話し合いをして調整しよう
お互いの弾き方を理解した上で演奏を調整していきましょう。音の強弱や速さ、ブレスのタイミングなど、それぞれがバラバラで演奏していたのでは連弾は成立しません。意見を尊重し合いながら話し合いを行い、曲想を一致させましょう。改めて自分の弾き方を理解することができたり、新しい感じ方を知ることができたりと、話し合いを行うことで自分のレベルアップに繋がる楽しさもあります。
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